手動レポート作成の操作方法
<目次>
このツールでは、Yahoo!やGoogle 広告の管理画面からダウンロードした各種レポートCSVを元にグラフ入りの定型Excelレポートを作成することができます。
前提として、手動レポートで出力できる指標は下記の通りです。
- IMP(広告表示回数)
- CTs(クリック数)
- CTR(クリック率)
- CPC(平均クリック単価)
- IS(インプレッションシェア)
- ISL(R)(損失率(順位))
- ISL(B)(損失率(予算))
- CVs(成果数)
- CVR(成果獲得率)
- CPA(成果獲得単価)
上記指標がダウンロードしたCSVデータに含まれていない場合、定型Excelレポートに数値が出てこないため、その点ご注意ください。
ご確認ください
- レポートファイルはExcel2007形式で出力されます。
- CSVダウンロードの操作マニュアルはこちらです。
- CSVダウンロードの詳細な操作内容やトラブルについては Yahoo!社またはGoogle社にお問い合わせください。
1.基本の操作
1.1.CSVダウンロード
レポートに変換するCSVファイルをご用意ください。
対応するレポート種別
以下の種類のレポートCSVに対応しています。各種CSVファイルのダウンロード方法についてはこちらをご確認ください。
Google 広告 | Yahoo!SS | YDN | |
---|---|---|---|
日別レポート | ● | ● | ● |
月別レポート | ● | ● | – |
地域別レポート | ● | ● | – |
デバイス別レポート | ● | ● | – |
時間帯別レポート | ● | ● | – |
曜日別レポート | ● | ● | – |
キャンペーンレポート | ● | ● | ● |
広告グループレポート | ● | ● | ● |
キーワードレポート | ● | ● | – |
CVキーワードレポート | ● | ● | – |
検索クエリレポート | ● | ● | – |
広告レポート | ● | ● | ● |
プレースメントレポート | ● | – | – |
ディスプレイキーワードレポート | ● | – | – |
1.2.画面にドラッグ&ドロップ
ドラッグ&ドロップでCSVファイルをセットします。複数のCSVファイルをまとめてセットすることもできます。
「セットされたレポートCSVファイル」の欄に追加されることをご確認ください。間違えて追加したファイルは「×」ボタンで削除できます。
1.3.レポート作成
画面右下の「レポート作成」ボタンをクリックします。
1.4.レポートダウンロード
レポート作成するとレポート一覧ページに切り替わります。状態が「作成待ち」から「作成完了」になったら「ダウンロード」ボタンをクリックしてください。
画面およびレポートファイル名にはレポート作成の画面で入力した顧客名
が使用されます。
1.5.レポートを開く
複数のCSVファイルをセットしてレポート作成した場合はExcelのシートが複数作成されます。
2.オプションの変更
オプションを変更することで、よりきめ細やかなレポートを作成することができます。
2.1.顧客名
表紙に出力されます。
2.2.表紙コメント
表紙に出力されます。
2.3.運用期間
レポート作成対象の期間を指定します。
2.4.優先するCVの種類
複数の種類のコンバージョンが含まれる場合、どれを読み込むかを設定します。コンバージョンを設定していないアカウントならコンバージョンなしを選択します。
2.5.出力データ数
広告レポートおよびキーワードレポートのデータを上位何個まで出力するか設定します。
2.6.データの並べ替え
並べ替えしたい項目を指定します。主基準が同じ数値になった時は副基準が使用されます。
2.7.インプレッションシェア及び損失率の出力設定
インプレッションシェア及び損失質を出力したい場合はチェックを打ちます。CSVをダウンロードする際もインプレッションシェア及び損失率の項目を追加していないとレポート出力されませんのでご注意ください。インプレッションシェアの項目が出せる媒体は、Yahoo!検索・Google検索・GDNになります。
2.8.金額欄の出力設定
- 利用金額:「ご利用金額」の欄をレポートに表示します
- 請求金額:「ご請求金額」の欄をレポートに表示します
- 手数料:「円」「%」から選択できます
- 円の場合:例えば10000円にすると、運用期間全体で10000円を上乗せした金額が請求金額となります
- %の場合:例えば20%にすると利用金額に20%上乗せした額が請求金額となります
3.複数アカウントモード
この機能を使用すると複数のアカウントのレポートファイルを一度に作成できます。CSVファイルセット、オプション指定、レポート作成、を何回も繰り返さずに済むので作業が大変効率化できます。
Step1. CSVファイルの準備
アカウントはファイル名から判断されますので、以下の命名規則に従ってCSVファイル名を変更してください。
アカウントを指定するための一意な文字列
顧客名
レポートの種類など自由な文字列
.csv (アンダーバーは半角です)複数アカウントモードの場合は、画面で入力した顧客名でなくCSVファイルに設定した顧客名がレポートの表紙に出力されます。
例えばファイル名を下記のようにした場合「001」「002」でレポートファイルが2つ作成され、顧客名は「A社様」「B社様」となります。
Step2. レポート作成
「複数アカウント」モードに切替えます。
CSVファイルをドラッグ&ドロップします。まとめてドラッグ、または1個ずつ追加のどちらでもかまいません。
「セットされたレポートCSVファイル」に全て追加されたことをご確認ください。大量のCSVファイルをセットした場合は読み込みに時間がかかりますので、しばらくお待ち下さい。
オプションを調整して「レポート作成」をクリックします。
Step3. レポートのダウンロード
注意
レポートの作成には、サーバの混雑具合によって数十分から数時間程度かかる場合もございますので、ご注意ください。
レポート作成するとレポート一覧ページに切り替わります。状態が「作成完了」になったら「ダウンロード」ボタンをクリックしてください。
画面およびレポートファイル名にはCSVファイルに指定した顧客名
が使用されます。
アカウントごとのレポートが一括で作成されます。
Lisketにおいて、ファイルのアップロードを伴うツールでは、最大30MBまでのファイルしかアップロードできません。
特にアカウントCSVやレポートCSVをアップロードする場合、アカウントの規模によっては30MBを超えているケースがあるかもしれませんが、
そのような場合はお手元でファイルを分割するなどしてファイルサイズを調整していただくようお願いいたします。