レポートテンプレート用のExcelシートのコピー方法
Lisketのレポート作成機能向けのテンプレートに使うExcelファイルで、サンプルファイルからシートをコピーする手順について説明します。
グラフの無いシートであれば、セル範囲をコピーして貼り付けるのみで問題ありませんが、グラフのあるシートをグラフごとコピーする場合は、以下の手順に従ってください。
グラフつきのシートをコピーする手順
ここでは、テンプレートのカスタマイズ手順(デバイスレポート)の解説で紹介しているサンプルファイルにあるデバイス別レポートのシートを、利用中のテンプレート用Excelファイルに追加する手順として説明します。
ですので、以下のようにそれぞれ「コピー元」「コピー先」と表記します。
- コピー元:デバイス別レポート用シートのあるサンプルExcelファイル
- コピー先:利用中のテンプレート用Excelファイル
2つのExcelファイルをあらかじめExcelで開いておいて下さい。
1. コピー元でシートの「移動またはコピー」を使ってシートをコピー
コピー元ファイルでコピーするシート名を右クリックし、「移動またはコピー」をクリックします。
下図のような「シートの移動またはコピー」画面が開いたら、上部の「移動先ブック名」でコピー先ファイルの名前を選択してください(①)。
次に、下部の「コピーを作成する」チェックをONにしてください(②)。
その後、「OK」ボタンをクリック(③)すると、コピー先ファイルにシートがコピーされます。
2. コピー先でシートの列幅を調整
手順1の操作で別のブックからシートをコピーした場合、シートの列幅がすべて標準のものになってしまう場合があります。このような場合、シートの列幅を手作業で調整しても構いませんが、コピー先のExcelファイル内に同じ形式のシートがある場合は、そのシートから列幅のみをコピーして揃えることができます。
今回は、コピー先ファイルにある「日別_Y」というシートを利用します。
シートの列をコピーしますので、対象となる列をマウスでドラッグして選択(①)し、選択した列を右クリック(②)します。表示されたメニューのコピーをクリック(③)してください。
次に、列の幅を調整したいシート(デバイス別_Y)に戻り、幅を調整したい列をドラッグで選択します(①)。
その後、Excelの「ホーム」タブの左端にある貼り付けアイコンの▼をクリックし、表示されたメニューの一番下にある「形式を選択して貼り付け」をクリック(②)してください。
「形式を選択して貼り付け」画面で、「列幅」をチェック(①)して「OK」ボタンをクリック(②)してください。
これで、列幅のみが調整されます。
3. グラフのデータ範囲の確認
上記1と2の手順でシートをコピーすると、グラフがあるシートでもグラフのデータ範囲が壊れることはありません。念のために、グラフのデータ範囲が、外部ファイルの参照になっていないことを確認しておきましょう。
グラフのあるシートでグラフをクリック(①)した後、Excel上部で「デザイン」タブを選択(②)し、タブの中にある「データの選択」をクリック(③)してください。
下図のような「データソースの選択」画面が開きますので、広告表示回数のデータを確認します。左側に表示されている「広告表示回数」をクリック(①)し、その上にある「編集」ボタンをクリック(②)します。
※選択したグラフによって、この画面の表示内容は異なります。
広告表示回数のデータ系列が、下図のように表示されていれば正しく設定されています。系列名の欄にファイルのパスなどが入っている場合は、グラフのデータ範囲が外部ファイルへの参照になってしまっています。このような場合は、1および2の手順でシートのコピーをやりなおすか、グラフのデータ範囲を手動で設定しなおしてください。